幸福行動9 人生の喜びを深く味わう

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投稿者: TakumaN LifeHack

いい大学に入れば幸せになれる、いい会社に入れば幸せになれる、昇進すれば幸せになれる、退職して年金生活になれば幸せになれる。これらの言葉が表わすように、人は今を生きず、現在の喜びを味わうこともなく、幸せになるのを先延ばしにしがちである。なので、人生でのポジティブな経験を味わうことができる能力は、幸福の最も重要な要素の1つといえる。
研究者たちは、「味わうこと」を「喜びを生み出し、強化し、長続きさせる」ことができる思考や行動として定義している。たとえば、眠りから目覚めて最初のコーヒーをただぼーっとしながら飲むのではなく、香りを味わいゆっくりとコーヒーの苦味を堪能するような行動をとれば、喜びを味わっているということになる。また、散歩をして空の壮大さ、美しさを再認識し感嘆するときも、喜びを味わっているといえる。
実際に、いくつかの研究から、喜びを味わおうとする傾向にある人々はより自信に満ちており、外向的で、満足していて、希望をなくしたり、神経過敏になったりする可能性が低いことがわかっている。また、幸福度を高めるすべての方法と同じく、本当の喜びを味わうためには努力と意欲が必要である。勝手に入り込んできて、なかなか消えない過去や現在や未来に関することを考えると、味わっている心のゆとりがなくなる場合がよくある。ポジティブな経験に考えを向け直して味わうためには、相当な努力が必要である。
さらに、快楽順応により、最初は喜びを感じていた行為も、時が経つにつれて喜びが色褪せていってしまうこともわかっている。たとえば、引っ越してきて最初のうちはその地域の町並みが新鮮でわくわくするものであったとしても、次第になんとも思わなくなってしまうのである。そのようなものを再び認識しても、当たり前のものだと思わないようにするためには、強い意志の力が必要となる。次の項ではそのための具体的な提案をいくつか紹介する。

喜びを味わう気持ちを育む方法

ありふれた経験を楽しむ
「喜びを味わう」という方法に取り組むうえで、最初に挑戦すべきことは、ありふれた日常の経験からどうやって喜びを認識し、獲得するかを学ぶことである。実際に、定期的に喜びを味わう練習を行うと、幸福度が目覚ましいほど高まり、落ち込むことが少なくなるという研究結果も出ている。あなたは日々の生活のなかにある喜びに気づき、味わっているだろうか?それとも、そんな喜びがあっても急ぎ足で通り過ぎているだろうか?もし、後者であるならば、その喜びが生まれた時に、それを全力で堪能しようと心に決めるようにしよう。間食としておやつを口にするときも、通勤・通学中に見える景色でさえも、何も考えずにただ時が過ぎ去るのではなく、現在の行為から喜びを見出し、深く集中するようにしよう。家や職場で課題を終えたときにも、「やるべきことリスト」にある次の課題に漫然と行動を移すのではなく、物事を達成したという感情にじっくりと浸るようにしよう。

家族や友達と喜びを味わい、思い出にふける
ポジティブな経験をほかの人と分かち合った場合は、さらに喜びを味わうことができる。その経験に自分と同じ価値を見出す相手がいると、それらの経験自体で得られるものよりも、もっと喜びは大きくなるのである。誰かと喜びを味わったり、思い出にふけったりすことの長所は、ほかの人の経験に基づいた支援が得られること。一緒に思い出にふけること。つまり、他人と記憶を分かち合うことによって、喜びや達成感、気晴らし、満足感、誇りといったポジティブな感情もたくさん生まれることが研究によってわかっている。これは、年配の人には特に顕著な傾向として表れる。実際に、老人は思い出にふけることに時間を費やせば費やすほど、よりポジティブな影響を受け、より道徳的になることが報告されている。このような研究から、誰もが、とりわけ人生経験が豊富な年配の人が、回想することからポジティブな感情を引き出せることがわかっているのである。

自分自身を過去に移動させる
ポジティブな思い出にふける能力とは、いわば異なる時代や場所へと意のままに自分自身を移動できる能力ともいえる。その能力は、自分が最も必要としているときに喜びや慰めを与えてくれる。実際に、定期的に思い出にふけると、幸福度は著しく高まることが報告されている。そして引き出される記憶が鮮明であればあるほど、いっそう幸福感を味わえるのである。
ポジティブな思い出は、さまざまな方法で幸福度を高めることができる。最近の研究からは、「ポジティブな思い出にふけったあと、29%の人が新たな視点を手にすることができ、現在の問題について自分なりの考察ができるようになった」と報告されている。また、19%の人がポジティブな影響があったことを報告し、18%の人は「現在から逃れることができた」と報告している。何の影響もなかったと主張している人はわずか2%だけであった。この研究で最も重要なのは、こうした質問に対する回答者が、「過去の幸せだった出来事やイメージを思い出せば思い出すほど、現在の生活を楽しめるようになった」と報告していることである。

マインドフルな状態になる
ロチェスター大学で行われた研究によると、いまこの場のことに全力で意識を向け、まわりの環境をはっきりと認識できる人、いわゆるマインドフルな状態になれる人は、平均的な人たちに比べて、幸福で、楽観的で、自分に自信があり、自分の人生に満足している傾向があり、落ち込むことや怒り、不安、敵意、自意識過剰、衝動的、神経過敏といった傾向はあまり見られなかったと報告している。さらに、現在の経験にいつも意識を集中している人々は、ポジティブな感情をしばしば抱き、自己満足や自分が有能だという気持ちを覚え、積極的に人と交流するこもとわかっている。一方、つねにマインドフルネスの状態にあるわけではない人たちは、病気になったり、身体に不調を訴えたりする傾向が多いこともわかっている。実際にマインドフルネスの状態を習慣化するためのトレーニング方法については、幸福行動12にまとめてあるので、そちらを見るとよい。

喜びを味わうためのアルバムをつくる
喜びを味わうための思い出の写真をアルバムにまとめてみよう。自分の好きな人(家族や友人、恋人)やペット、好きな場所や物(有名な絵などの写真)を載せてみよう。または大学の合格通知、ラブレター、お気に入りのレシピ、大好きな俳優に関する記事など、ほかにも幸福感を引き出してくれるものや、自分にとって意味のあるものを入れてもよい。このアルバムは定期的に見るようにする。しかし、その喜びに慣れることを避けるために、ときどき見る程度にしよう。喜びを味わうためのこのアルバムはポジティブな経験の記憶を蘇らせる方法として役立つものである。気持ちをかき立ててくれる何かをとりわけ必要としている時にも、このアルバムを開いてみよう。

ほろ苦い経験を探す
ほろ苦い経験とは、さまざまな感情が入り混じったもので、たいていの場合、うれしいことと悲しいことが混在している。そのような出来事は、もうすぐ終わってしまうという事実によって生まれる場合がほとんどである。楽しかった海外旅行がもうすぐ終わってしまうこと、親しい同僚が転職してしまうことなどから、物事のはかなさを十分に心に留めておければ、自分に残された時間をもっと有効に使い、それまで以上に喜びを味わうことができるだろう。これは、実際の研究にも裏付けられており、ほろ苦さを感じると人は、幸福度が高まり、友人と過ごしたり、社会的な活動に参加したり、景色のいい道を通って通勤・通学するようになるといったように、喜びを味わおうとする行動をとるようになることがわかっている。よって、そのようなほろ苦い経験を探すことは、人生の喜びを深く味わうことに繋がるのである。

これらの方法によって、いまこの瞬間の喜びを味わうことができるようになる。ただし、今この瞬間にのめり込みすぎるのは、あまり望ましいことではない。「いまこの場で物事に熱中すること」と、幸福行動10で述べている「目標を達成するためにどれくらい自分が進歩しているかを評価すること」とのバランスをとることが大切となるのである。

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