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投稿者: TakumaN Library
HIITのような短時間の激しい運動でミトコンドリアが増え、疲れにくい身体になる
歳をとるごとに身体が疲れやすくなっていると感じる人は多いが、これはミトコンドリアの問題ではないかと考えられている。ミトコンドリアとはエネルギーを生成する場所で、ここの効率が加齢とともに悪くなり、疲れやすくなるとのこと。なので、疲れにくい身体をつくるためにはミトコンドリアの量を増やす必要がある。
人の身体は軽いストレスを与えることでミトコンドリアの量が増えるということが分かっており、これをホルミーシスという。つまり、運動をして身体に軽いストレスを与えると、ミトコンドリアの量が増えて、エネルギー生成効率が改善され、細胞レベルで若くなることができるのである。
実際、ホルミーシスの効果が高いのは短時間でいいので強度が強くて激しい運動。逆にゆるい運動だとあまり効果はない。最大心拍90%ぐらいまでいくようなHIITや全力疾走ぐらいのレベルが効果的。実験では1日2回のHIITを週に7回行うとミトコンドリアが40%も増加したという結果が報告されているが、それがきつければ週に3〜4回とか、4分を2分に変えたりして、自分に合ったレベルで試せばよい。
また、運動に慣れていない人は、早歩きや散歩といった軽めの運動を80~90%、全力疾走するぐらいの激しい運動を10~20%といったようにバランスよく組み合わせてみよう。
運動時間の目安としては、運動に慣れていなければ週100時間、運動に慣れていれば週300時間以上を目指すようにしよう。
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