幸福行動7 人を許す

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投稿者: TakumaN LifeHack

自分のために許す

実験に基づいたリサーチによって、許しを与えた人々は、相手を憎む、落ち込む、敵意を抱く、不安になる、腹を立てる、神経過敏になるなどの傾向が少なくなることがわかっている。そのような人は、より幸福で、より健康で、さらに感じがよく、いっそう穏やかな性格になるのである。
また、許すことによって、他人の気持ちへの共感力が高まり、信心深くなる。悪意のある人を許した人は、人とさらに親密な関係を築くことができるようになる。最後に、人を許せないという思いは、いつまでもくよくよと考えたり、復習にこだわることとも密接に関わっている。しかし、許しを与えれば、前に進んでいくこともできる。

相手を許す方法

ここで紹介する許すための具体的な方法は、記録を書き留めたり、手紙を書いたりする形で行ってもいいし、会話という形をとってもいいし、頭の中だけで想像力を用いて行っても構わない。とりあえずは次の活動から1つだけ選び、全力を尽くして実行に移してみよう。

自分が許されることに感謝する
他人を許せるようになる前に、まずは自分自身が許されたときのことを感謝するトレーニングをしてみよう。自分が誰かに何か害を与えたときのことを思い出してみよう。もし、相手が許してくれたとしたら、それをあなたにどのように伝えるだろうか?あなたの反応はどんなものだっただろうか?ほんとうに許してくれたとどうして信じられたのだろうか?あなたを許したことによって、その人たちが恩恵を受けたと思うか?この経験によってあなたは何かを教えられたり、自分に何らかの変化を感じたか?最後に、いまこの瞬間、この経験についてどう考えているか?このトレーニングは、許すことの恩恵を理解するのに役立ち、あなた自身が許しを与える際のお手本となるだろう。

また、許されることの大切さがわかる、もう1つの方法は「自分自身が許しを得ようと努力すること」である。過去や現在の自分がした過ちに対して謝罪の手紙を書いてみよう。自分が加害者になる場合もあることを認識し、受け入れることで、あなたの人生で加害者となっている人の気持ちを理解できるかもしれない。
この手紙では、自分がとった行動(あるいは、とれなかった行動)について述べ、それが間違いだったと認めよう。その行動のせいで他人に害を及ぼしたことや、その人との関係が悪くなったことについて書こう。そんな行動をとったことを謝罪しよう。「ごめんなさい」という直接的な謝罪でもいいし、その相手との関係が大切であることを述べて、「やり直したい」という願いを伝えるものでも構わない。
その謝罪の手紙を実際に出すかどうかはあなた次第である。あなたがもはや関わることがないとしたら、手紙など出せない場合もあるし、リスクがあるような場合は、手紙を出すのは懸命ではないだろう。

「許している状況」を想像する
最初に、あなたを虐待したり怒らせた特定の人物を設定する。次に、想像力を働かせて、その人の感情や状況を理解し、許しを与えている状況を思い浮かべる。感情移入するとは、加害者の目や耳を通じて状況を眺め、あなたに与えた不快な行動のみで相手を判断するのではなく、1人の人間としてみることである。
許しを与えるには、あなたが苦しみや怒り、憎悪の感情を開放し、もっと寛大で慈愛に満ちた考え方をすることが必要である。そのうえで、想像力を働かせて、自分や相手の思いや感情や行動を細部まで考えようと努力することである。

許しを与える手紙を書く
このトレーニングは、手紙を書くことで怒りや苦悩、相手を責める気持ちを解放するというものである。許しの手紙を書く相手は、あなたを傷つけたり、不当な扱いをした人である。じっくりと腰を据えて、絶対に許せなかった人について思いをめぐらしてみよう。 あなたが危害を加えられたり、攻撃を受けたことについて具体的に書こう。そのときの苦しみを表現し、いまもそのせいで苦しんでいることを明らかにする。相手が自分にしたことに対して、「このようにしてくれたらいいのにな。」と思うことを書いてみよう。最後に、許しと理解をあらわす言葉を書き記そう。
実際に、相手の行動はとても許されないものだと思ったり、許す価値がない人間だとみなして、許しの手紙を書くのが困難だと感じる人もいるかもしれない。そのような人は、「数日後から数週間後にあらためて書く」「許しを与えることにともなう苦痛がいくらか少ない、別の相手(あるいは行為)を選ぶ」などを試してみよう。

共感してみる
共感とは、他人の経験を「我が事」のように感じ、相手の感情や思考を理解することである。あなたを傷つけた人への共感を学び、実践することが重要なのは、共感が許しと深く関係していることがわかっているからである。相手の考え方を理解し、気にかけて考えることがうまくできるようになれば、やがてその相手を許せるようになる。
日常生活で共感について実践する方法の1つは、あなたには理解できない行動を誰かがとるたび、それに注目することである。たとえ理解できないと思える人でも、その人の思考や感情、意図をくみとろうとしてみよう。

相手を大目に見てあげる
共感のほかに、許しを与えることが容易になる重要な要素は、加害者をポジティブな視点から、あるいは寛容な視点で見てあげることである。相手に寛容になるために効果的な方法は、あなたが書いた許しを与える手紙に対して、「返事がほしい」と加害者に宛てて書くことである。
これも1つのテクニックであり、まさにこの状況での加害者の立場に自分をおいて、「なぜ、あんなことをしたのか?」「許してほしいと思っているのかどうか?」を想像してみる。
許しの心を育てるうえで、なぜ謝罪は効果があるのかというと、そこに共感が生まれるからである。そして、人間らしさを感じるからでもある。あなたを苦しめ、傷つけ、被害を与えた人が謝るとき、その人はもろくて不完全な面を見せることになる。謝罪には、「加害者があなたを傷つけたときに何を考えていたか?」という説明が入る場合も多い。どんな理由であれ、1つの状況を以前よりは加害者の視点で見られるようになるはずである。そのおかげで、許しを与えやすくなるだろう。

あまりくよくよと考えない
くよくよと考えることは、許しを与えることに大きな障害になることがわかっている。加害者についてあれこれ考えたり、加害者のことがどうしても気になる人は、苦痛や怒りをいつまでも抱え、相手をあまり許そうという気にならない傾向がある。
一見すると、じっくり考えるということは、気分がいっそう良くなり、ストレス解消と同様の効果があると考える人もいるだろう。しかし、このような考え方、心理学者が「カタルシス理論」と呼ぶものがまったくの間違いであることが、長年に渡る研究結果からわかっている。
実際には、そうした行動をとることで敵意は減るどころか、むしろ増えてしまうのである。加害者のことを思い出すたびに、苦痛や、相手を責める気持ちや、反感や憤りといった以前に抱いていた感情がすべてまた蘇ってくるからである。
このような行動をとってしまっている人は、幸福行動3で紹介した「考えすぎない、他人と比較しない」の内容が参考になるかもしれない。

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