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投稿者: TakumaN Library
サイコパスが社交性を身につけると最強
サイコパスは、感情に鈍感だったり、他人の意見に左右されない、ある意味強靭なメンタルの持ち主のことを言う。なので、サイコパス自体は良いとか悪いとかいうものではなく、大事なのはその使い方である。包丁も使い方次第では、料理をつくったり、人を殺したりするわけで、包丁自体に良いとか悪いとかがないのと同じ。
修行によって何事にも動じない心を習得した修行僧の脳の状態はサイコパスの脳の状態とほぼ同じである。なので、どんなときにも感情に振り回されず、冷静に適切な判断をとることができるのである。
サイコパスが社交スキルを身につけると成功を手にしやすいと言われている。他人の意見に動じず、感情に振り回されずに目的を達成するための合理的な判断をとることができ、社交スキルによって人を導くこともできる。控えめに言って最強である。
逆に、他人の感情に無関心で自分の手駒のように利用しようとするマキャベリズムや自分大好きナルシシズムが合わさると、ダークトライアドと言われる悪い方向に進んでしまう。
また、サイコパスには「一次的サイコパス」と「二次的サイコパス」の2つのパターンに分類される。
一時的サイコパスは大胆不敵で恐れを知らず自分の道を貫き結果に執着しないタイプ。リスクや失敗を恐れないので仕事へのストレス耐性も高いし、仲間からの信頼も厚い。このタイプのサイコパスであれば、社会に適応した形でのサイコパスなので成功しやすい。
一方の二次的サイコパスは自己中心的で自己コントロール能力の低いタイプ。自分の衝動をコントロールすることもできなければ、他人の感情にも無関心なので、怒鳴り散らしたりしがち。サイコパスは本来自分の感情にも他人の感情にも鈍感なので、合理的な理由がなければ他人を無駄に怒鳴ったりしない。どんなことをされたとしても、怒鳴るよりも慰めたほうが効果的だと判断すれば優しい言葉をかけるのである。二次的サイコパスはチームの輪を乱す、ただのめんどくさい人なのでそう人とはあまり関わらないほうがよいだろう。
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